2012年8月10日金曜日

「日本食=健康食」っていつの話?


数十年程前になりますが
アメリカで「マクガバンレポート」と言われたものが
発表されたことがあります

「マクガバンレポート」とは何かと言うと
アメリカで増え続ける医療費をどうすれば抑制出来るか
そのための食事目標に関する内容が書かれた調査報告書です

当時からアメリカでは肥満が多く
そのために支出する医療費が巨額だったため
財政的な危機感が非常に強かったようです

「このまま推移すればアメリカの国そのものが
病気のために破産してしまうだろう」と
相当深刻な見方があったと言われています。


ところで
日本食が一躍有名になったのは
このマクガバンレポートが切っ掛け
と聞いたことがあります

その報告書の中に
元禄時代以前の日本の食事が理想的
と書かれていたとされています。

本当にそんな記述があるのかどうかは知りませんが
それを根拠として「日本食=健康食」とした場合
逆の解釈すると
元禄時代以降の日本の食事は理想的でない
と言う考え方ができるかもしれません

ということは
今に言う「日本食=健康的」とは
元禄時代以前の日本食を根拠にしているのでしょうか?
そんなに昔の食環境が今に伝わっている
と考えるのは無理があると思うのですが


もっとも
前述のマクガバンレポートには
日本食が「理想だとか良いだとか」
そんな記述は一切ないよ
と仰る方もいらっしゃいますけど・・・


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