2009年1月5日月曜日

歯は再生する?その6

ここ迄来てようやく治療です。
「初診の治療時間は40分です」の言葉どおりで言えば残り時間は後20分。
「残された時間でほんとに治療なんて出来るのかな」と言う不安もありましたが、それはさておき、歯をザッと検診して貰った後「欠けている歯を少し削ります」との一言。

「やはり削るのか」と思いつつ口を大きく開くと突然、「キュイーン」と音のする歯を削る機械を近づけて来たのです。
そのとたん、もうそれだけで恐怖心の塊となってしまいました。

何しろ麻酔をしないんですから。

既にこの時点では顔を背ける訳にもいかない、口を閉じる訳にもいかない、言葉を発する訳にもいかない、絶対絶命の状態です。

頭の中は恐怖で混乱しているし、体は強ばるし、先生は「楽にしてください」と言いますがそんな余裕は全くありません。
ただただ、襲ってくるであろう痛みに対する恐怖心だけです。

ですが、ですが終わってみると、一瞬たりとも痛いと言うことが無かったんです。
私にとってこれは不思議な事です。
歯を削るイコール痛いと言う先入観を持っていた私にとっては、いかにも「キツネにつままれた」感じです。

もっとも、歯を削るときの脳に響くようなあの振動と、恐怖心を煽る「キュイーン」と鳴る音はやはり如何ともしがたいものでしたが。

最後に白いものを詰めて完了。
実に短時間の診療です。

治療の状況に関心を持ってご覧になって頂いた方には申し訳ありませんが、本当にこれだけの治療なんです。
詳細に書きたくともこれ以上は何もないのでどうしようもありません。


今回のこの診察に当たり、要した診察内容で10,000円を割ってみると以下のような感じです(もちろん独断と偏見です)。
治療について、噛み合わせについての講釈=7,000〜8,000円
実際の治療=2,000〜3,000円
こんな感じでしょうか。

この「自然歯科」で受けた診療はおしなべて満足していますが、ただ一つ不満があるとすれば、質問に対してはあまり親切に答えてくれなかった事です。
タイムチャージ制と言うことで止むを得なかったのかもしれません、既に時間が過ぎていましたから。
もう少し時間があれば幾つかの質問に対しても納得の行く答えがもらえたかもしれませんが、少々残念です。

ただ、ホームぺージを見てくださいと何度か言われましたので、先生の訴えたいことの多くがここに網羅されているのでしょう。
「歯は再生する?その3」でもご紹介しましたが、もしご興味のある方は一度ご覧になってみて下さい。
お世辞にも見やすいとは言えないページですが、内容的には多く、結構きわどいと言うか辛辣な内容も掲載されています。
http://www.sizensika.com/


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2009年1月3日土曜日

歯は再生する?その5

昨年来の続き「歯は再生する?」の再開です。
途中「新年のご挨拶」が入ってしまいましたが、年をまたいでまだまだこれからも続きます。
今後とも宜しくお願い致します。

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いよいよ診察の番がまわって来たので診察室へ。
ところが診察室とは名ばかりで、歯医者さんお決まりの診察台こそありましたが全体的には雑然とした室内です。
恐らく、患者さんが清潔好きの方でしたら2度と行かないかもしれません。

診察台に座らされたその後、まず最初は先生の話を聞く事、始まりはここからです。
「私はせっかちなので」と前触れした上で一方的に話を聞かされましたが、症状についての質問は全くありません。
それどころか、5分経ち10分経っても診察をする気配が全くありません。

患者の身としては少々不安になってきます。
「何も治療しないで10,000円取られたらどうしよう」等と、あり得ないと思いながらもついつい考えてしまいます。

そしてようやく、待ちに待った(?)診察が始まったのは診察台に座ってから20分程してからだったと思います。

ところで、一方的にされた話はどの様な内容だったかと言うと、歯の治療についてや噛み合わせについての話でした。

要約すると・・・、
出来る限り必要以上の治療はしません。
歯に金属等をかぶせるような事はしません。
つまり、今ある歯をなるべく生かす(損なわない)治療をすると言うことです。

そして、噛み合わせについては特に時間を割いて説明していました。
長年慣れ親しんできた噛み合わせ、人それぞれ違う噛み合わせを損なうことなく治療するのが目的のようです。

一回の治療によって噛み合わせが変わってしまい、今まで慣れ親しんできた噛み合わせが出来なくなってしまったことで食べたものが上手く噛み砕けない、その結果、歯以外の場所も含めて別の問題を引き起こしてしまう。
このことは、この歯医者さんのホームページやパンフレットに書いてあったので予備知識は持っていたのですが、先生の信念らしくなかなか熱く語っておられました。

う〜ん 納得!


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2009年1月1日木曜日

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
平成21年・2009年の始まりです。

昨年は多くの方にご覧頂きましてありがとうございました。

書いたり書かなかったりとなかなか思うようにブログの運営ができませんでしたが、時間を見つけながら何とか思いのまま綴ってきました。
コンスタントに続けると言うのは非常に難しいものです。
なまじっか「今年こそは」などと決意しても、やはり「???」の世界になってしまうので止めておきます。

話題と言うのは意外と、あるようで無く、無いようであるものです。
要は、自分自身の中で上手く消化してまとめ上げられるかどうかだと思いますが、無理をすると時間を掛けて記述した割には後悔してしまうことにもなりかねません。

と言い訳をしつつ、可能な限り自分なりに書いてゆくつもりです(結局去年と同じになってしまいそうですが)。
ご覧頂いております皆様には、昨年同様今年も宜しくお願い致します。



ところで最近、私がよく気にかけることの一つに「年」の使い方があります。
このブログをご覧になっていらっしゃる方は、「平成21年」「2009年」のどちらを主にお使いになるのでしょうか?
恐らく「西暦」かもしれません。
むしろ日常的には、「平成何年だったっけ」と考え込んでしまう方のほうが多くなりつつあるのかもしれません。

テレビ(例えばNHK)のニュース番組等でも、今では殆ど西暦で言われるようになってきているような気がします。
昨晩、つまり大晦日から新年へ移行する時間帯に何気なくNHKの「ゆく年くる年」を見ていた時の事です。
日付が変わったタイミングで新年の挨拶がアナウンサーの口から出てきましたが、「あけましておめでとうございます、2008年、平成21年の・・・」と西暦が最初に飛び出してきました。
つい数年前までは逆だったような気がしますが。

別に気に留めるような事では無いと言えばその通りです。
今はそれが普通だと言えばそうかもしれません。

少し前(私にとって少し前のように感じているだけで、数年前の事か十数年前の事になるかはっきりとした認識をもっている訳ではありません)までは元号が前面に出ていたような気がします、少なくとも昭和の時代はそうだったと記憶しています。

そんな古い話を持ち出しても懐かしむ以外には何の意味もありませんが、今では元号が消えつつあるような気がしてなりません。

それが証拠に、最近では多くの文書で西暦による記述が求められます。
インターネット上の入力フォームに至っては、殆どは西暦での入力が当たり前かもしれません。


逆に、元号による「年」を確認したい時には結構労力を求められます。
何気なく使っている私の身の回りの物はもちろん、注意して見回しても意外とありません。

もっとも、12を足したり引いたりしながら「平成」と「西暦」をリンクさせているので殆ど問題はありませんが、
=== 平成21年 ー 12 = ○○09年(こんな具合です)これなら算数の苦手な私でもすぐ計算できます ===
計算をよく間違える身としては少々不便な一面ではあります。


そんなことを考えながら迎えた「平成21年 元旦」でした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
昨年から連載している「歯は再生する?」ですが、まだまだ続きます。
ご迷惑をお掛け致しますがもう暫くお待ち下さい。


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暖かさは毛細血管からやって来る

♩♩ ♩♩ ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ ・・・・・ 手のひらを太陽に透かしてみれば 真っ赤に流れる僕の血潮    ♩♩ ♩♩ こんな歌を歌っていた頃は幸せだったなー 冬でも元気よく遊び回っていたような気がする いやきっと元気良...