2016年8月17日水曜日

小松菜で塩分もなんのその?


2016年8月17日

ところで小松菜にはもう一つ
私たち日本人にはうれしいミネラルが含まれています
そのミネラルとは「カリウム」です
しかもそのカリウム、含有量はなかなかのもので
野菜の中でも上位に位置しています

ナトリウム(塩分)による血圧上昇を抑制するカリウムは
いろいろな食品に含まれています

中でも大豆などの豆類や魚介類には多く
特に海草類に多く含まれていますので
一般的意味で日本人にとっては不足の心配が無いミネラル
のようにも思われますが
塩分の摂り過ぎを指摘されているのも事実ですから
減塩と共に、カリウムは欠かせないミネラルです



カリウムは一日の摂取の目安として
男性成人の場合の目安量「2,500mg/日」目標量「3000以上/日」
女性成人の場合の目安量「2,000mg/日」目標量「2600以上/日」
と言う数値が示されています
(日本人の食事摂取基準(2015年版)ー厚生労働省)

小松菜には100gあたり500mg(生の場合)のカリウムが
含まれていますから(五訂増補日本食品標準成分表)
男性成人の場合ですと
小松菜100gのジュースを飲んだだけで「目標量の1/6」の
カリウムを摂る事が出来ます

小松菜100gをジュースにするとおおよそコップ半分位でしょうか
不味い苦い小松菜ジュースと言えども決して負担になる量ではありません
(飲み続けていればこの味が癖になります)

但し、生食で頂く場合(ジュースを含む)では
上記のようにカリウムの恩恵を多分に享受致しますが
茹でてしまった場合のカリウム残留量は100gあたり140mgと
いっきに減ってしまいますのでご注意下さい



こうやって考えてみますと
小松菜という野菜は実に日本人向けの野菜です
(と勝手に納得しているだけですけど)

一つ残念な事と言えば
束で販売されている光景を見かけなくなった事です

昔々八百屋さんの店頭で見かける小松菜と言えば
茎の部分に青いビニールテープを巻いて束にして括ってあり
「一束○○○円」と書かれたと値札が突き刺さるように置かれ
「どうだ安いだろう!」と言わんばかりに山盛りに並んでいました

今はと言いますと
(都合の悪い葉の部分は取り去ってしまったのでしょうか)
細身の束にされた数株がお上品にビニール袋に収まり
おしゃれな陳列棚に奇麗に並べられています
値札に至っては脇の方にひっそりと引っ掛けてあります

これが時代の変化というものなんですね
ボリューム感よりも清潔感が優先される時代です
文句を言わずに受け入れなくてなりません



ところで「五訂増補日本食品標準成分表」を見ていて
気が付いたんですけど
生の小松菜は「ビタミンC」が多いんですね

小松菜(生) 100g あたり 39mg となっていました
飛び抜けて多い訳ではなとしても
オレンジやグレープフルーツに匹敵する量です

私、ビタミンCは好きなんです
シミが薄れて行くような気がして
実際に薄くなっているか否かは分かりませんけど

ですがこれも一種のインセンティブ
つまり一所懸命野菜を摂ろうとする動機付けになっています

だから毎日毎日野菜をジュースにして飲んでいるんです
非常に単純ですけど人間なんてこんなもんです
言い方を変えれば「これで良いんです!」



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